きもちは所作に現れる

 

 

 

お客様に伝わって嬉しかったハナシ

 

 

 

先日、とある新企画で

 

はじめて着付けさせていただいたMさん。

 

 

 

 

うれしいお言葉を頂戴しました。

 

 

 

 

「まゆりさん、美しくかっこよかったです。

 

 着付けの所作そのものが、こんなに美しいものだったなんて。」

 

 

 

 

 

 

お客様に誠心誠意対峙するきもちが所作となる

 

 

 

 

このお言葉でとてもうれしかったのが

 

「伝わっていた」こと。

 

 

 

 

着付師というのは、あくまでも、黒子のようなもの。

 

だけれども、

 

晴れの日、弔いの日をお供する、とても大切な役割をいただきます。

 

 

 

◇お客様に安心感を与えて、寄り添うこと

 

◇出過ぎないこと

 

◇何よりお客様のお体とお気持ちをまず慮ること

 

◇安心して着付けをお任せいただけるスキルと所作を大切にすること

 

 

 

こういったことが、とても大事になると考えています。

 

 

たとえば背が小柄な方に着付けをするとき

 

 

 

たとえば、背が小柄な方がお客様の場合

 

ズーン!と前に立ってずっと着付けをされていたら

 

お客様は、圧迫感があって気疲れしてしまいます。

 

 

それに、物理的にも

 

身長差によって生じる力の加わり方が

 

お客様には大変なご負担になります。

 

 

 

ですので

 

なるべく私は、お客様と背丈が近くなるよう

 

膝を曲げて着付けをさせていただいています。

 

 

 

 

 

 

着付けのことのようでいて全てに通ずる精神

 

 

 

それはとてもとても些細なこと。

 

お客様はお気づきにならないでしょう。

 

 

 

だけれども、お客様の立場になったとき

 

自ずと身についていたやり方でした。

 

 

 

着付師を目指されている方には特にこういったことはお伝えしていますが

 

当校の生徒さんには一般の生徒さんにも

 

こういったことをお伝えしています。

 

 

それは、着付けに限ったことではない。

 

日々の生活に、生かしていただけることだと思うからです。

 

 

 

 

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