March 02 2020
さて、昨日の続きです。
着物で母乳をやる、
どうやったか?
その答えは、この本にも書かれています。
その昔、母親は着物から乳を出して子にやっていた。
さて、乳はどこから出すのか。
それは、身八つ口(脇に空いている布の切れ目)からなんです!!
わたし、この記述は覚えていたのですよ。
なんせ、衝撃だったので。
だけど
「いやいや、そんなことできないでしょ。おっぱいが余程大きくなきゃ〜!」
なんて思っていたのです。
よって、長い間、母乳をやるために着物が着れない生活。
(息子が哺乳瓶を嫌がって飲まないので)
そんなNO着物生活にうんざりしはじめた先週。
「やってみな?できるかもよ??」
と天の声が!!
早速やってみたら、なんと、できるじゃありませんか!!
乏しいわたしでできるのですから、きっとあなたもできます☆
で、乳をやりながら、またひとつ、着物の機能性にため息をつきました。
身八つ口からおっぱいがやれる
↓
*他の人からは、ほぼ乳は見えない
*多少ヨダレがついても、気にならない箇所
*横から出すので、抱っこも非常にやりやすい
この身八つ口、こんなお役目もあったのね!
と改めて感心してしまいました。
身八つ口、他の機能としては
*通風口。女性の着物における換気扇的役割。体温調節はここでできる
*帯を締めて、手を動かしやすいための切れ目。
こんなふうに、着物はとても機能的
そして、とにかく体によく、できている。
このあたりのこと、これから少しお話しします。
いりぐちまゆりの着付け教室はこちら
↓
◇着付け教室◇