きものとからだ(2) 〜きものはからだにとてもいい〜

 

 

 

 

さて、昨日の続きです。

 

(◇きものとからだ 〜母乳問題について〜◇)

 

 

 

着物で母乳をやる、

 

どうやったか?

 

その答えは、この本にも書かれています。

 

 

 

その昔、母親は着物から乳を出して子にやっていた。

 

 

 

さて、乳はどこから出すのか。

 

それは、身八つ口(脇に空いている布の切れ目)からなんです!!

 

 

 

わたし、この記述は覚えていたのですよ。

 

なんせ、衝撃だったので。

 

だけど

 

「いやいや、そんなことできないでしょ。おっぱいが余程大きくなきゃ〜!」

 

なんて思っていたのです。

 

 

 

よって、長い間、母乳をやるために着物が着れない生活。

 

(息子が哺乳瓶を嫌がって飲まないので)

 

そんなNO着物生活にうんざりしはじめた先週。

 

「やってみな?できるかもよ??」

 

と天の声が!!

 

早速やってみたら、なんと、できるじゃありませんか!!

 

 

乏しいわたしでできるのですから、きっとあなたもできます☆

 

 

 

で、乳をやりながら、またひとつ、着物の機能性にため息をつきました。

 

 

身八つ口からおっぱいがやれる

 

 

*他の人からは、ほぼ乳は見えない

 

*多少ヨダレがついても、気にならない箇所

 

*横から出すので、抱っこも非常にやりやすい

 

 

 

この身八つ口、こんなお役目もあったのね!

 

と改めて感心してしまいました。

 

 

 

身八つ口、他の機能としては

 

*通風口。女性の着物における換気扇的役割。体温調節はここでできる

 

*帯を締めて、手を動かしやすいための切れ目。

 

 

 

こんなふうに、着物はとても機能的

 

そして、とにかく体によく、できている。

 

 

このあたりのこと、これから少しお話しします。

 

 

 

 

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