昨日は和歌山市内
小学校の入学式が執り行われました。
着付けのご依頼も複数いただいていましたので
ケイコ先生と手分けしての着付け。
(着付け関連記事はこちら → ◇着付けQ&A◇)
「自粛」の流れで、着物も迷われるお客様もおいででしたが
結局、お召しになることに。
「こんなとき」でも変わらず着たくなるきもち。
「こんなとき」だから、目にすると普段以上に晴れやかで
おめでたさの有り難みをひしひしと感じるきもち。
いろいろと感じさせられた一日となりました。
不思議なくらい、
私たちの細胞レベルに染み付いていて
アイデンティティとして誇らしささえ感じる「着物」という衣。
そのものの持つ底力を
改めて、今だからこそ、感じる気持ちです。
★
日本人の民族衣装だった「着物」。
それは、時代とともに形を変え、シーンを変え、
それでも現代まで、引き継がれてきました。
明治維新が訪れ、洋服がオシャレとして導入されたときも。
世界大戦で奢侈禁止令がでて晴れ着を購入することも、着ることも許されなかった時代も。
心の奥底に
「着物」への何らかの本能というほどの奥深さのあるエネルギーが
いつでもいつでも、日本人とともに
生き、動き、その命をつづってきたのだということを
コロナという菌の騒動に世界が蠢く中
感じるのです。
いまだからこそ、はっきりと言える。
「着物は生き続ける」
これはもはや、ただの衣装ではない。
そんなパワーをもった、日本の衣。
今日もその力を感じながらお仕事できるヨロコビ。
ありがとうございます。
【121Eオンラインストアはこちら】
↓
◇https://121e.fashionstore.jp/◇