「召しませ花」の帯に惹かれて(2)

 

さて、このお話につづきます。

 

 

◇「召しませ花」の帯に惹かれて(1)◇

 

 

 

 

 

 

 

 

木綿の着物の魅力を目一杯生かしてくれる帯を探していた私。

 

それが、なかなか難しい。

 

何せ、絹の着物をずっと扱ってきたわけですから

 

仕入れ先は何軒もある。

 

 

 

だけど、

 

「なんかちがう」

 

わけです。

 

 

 

それは

 

「木綿の着物を生かしきれてない」

 

から。

 

 

 

「うん、たしかにいいい帯だね。

 

 だけど、これって木綿に合わせる必要ある?

 

 木綿、生きてる?

 

 これなら、絹の着物に合わせればいいんじゃないの?」

 

そう感じてしまうものばかりで

 

そんな贅沢言ってたら、ないわよ!

 

って周りに言われそうなほど。。

 

 

 

だけど、とにかく

 

「なんかちがう」

 

「ベストじゃない」

 

感覚がビンビンきていたのです。

 

 

 

そんなとき、作家さんから紹介していただいたのが

 

「召しませ花」でした。

 

 

 

 

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