成人式を無事に終えられたご家庭のお母様が
頭を悩ませてらっしゃるのが、振袖のその後、ではないでしょうか?
「式が終わってやれやれ。。あれ?この後振袖ってどうすればいいんだっけ?」
今日は、そんな疑問にお答えします。
①まずは、振袖、長襦袢、帯
この3点は、陰干ししてください。
今年は暖冬。
着物って案外あたたかい。
冬といえど、汗をかいています。
そのまま片付けてしまうと、次にだしてみたら、シミになっていることも!
まずは着物ハンガーを用意していただいて
振袖と長襦袢はこちらに掛けて、
日が当たらないところ、そして風通しのよいところに一日ほど、掛けてください。
これによって、水分が飛びます。
帯は洋服用のハンガーで結構です。
とはいえ、いまの時代、振袖はしまってしまったら数年お召しにならないことも。。
着物が危険なのは、数年してタンスから取り出したとき、汗がシミになっていること!
ですので、振袖をタンスに収納される前には
なるべく、着物のクリーニング、「丸洗い」をおすすめします。
汗などを確実に取り除いてくれ、プレスもしてもらえるので綺麗に仕上がりますよ◎
(着物の品質を保つため、着物の専門店でのご依頼をおすすめします)
ただし、お手入れに出される際は、「丸洗い」とお伝えください。
確認不足だと、仕立て直しをされてしまって数万円!なんてことも。
丸洗いだと、通常1万円前後かと思います。
(当店でも承りますのでお気軽にお問い合わせくださいね!)
http://www.beniya120.com/sonota/index.html
② 小物類はどうすれば?
着付けに使った紐や帯枕など、小物類は
そのままひとまとめにしてお片付けください。
またお召しになるとき、これらがバラバラに収納されていると見つけ出すのに苦労します。。
また、足袋や肌襦袢はお家の洗濯機で、普通洗いコースで洗っていただいて大丈夫です♪
③意外と危険なのが草履です!
意外と見落としがちなのが、お草履。
洋装の革靴と同じく、湿気は厳禁!です。
「高価なものだし、大切に、とビニールに一足ずつしまって、さらに箱に…」
なんてすると湿気を収納する元になってしまいます。
こちらも数日、風を通してあげてから、ビニールには入れず、直接箱にご収納ください。
そして、収納後も、お着物と同様、たまに風を通してやっていただけると安心です。
いかがでしょう?
少しは自信をもってお片付けしていただけそうでしょうか。
ご不明な点など、どうぞお問い合わせフォームからご質問くださいませ!
また、着物のお手入れなど、ご不安な方はどうぞ当店、121Eもしくはべにや呉服店までご相談くださいね ^^