March 07 2020
「きものとからだ」シリーズです。
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◇きものとからだ(4) 〜おしとやかじゃないと着物を着ちゃダメ?〜◇
「着物を着てると重力に負けない?」
わたし、着付けの職業病かもしれませんが
腰痛持ちです。
ある日、着付けを終えて、コーヒーで一息ついていたら
さて、と思ったら立ち上がれなくなっていた
というとき以来。
そして、腰痛があやしいなと思ったときは
着物を着ています。
帯が、腰痛ベルトのように守ってくれるので♡
よくお茶のお稽古でも話題に上がるのが
「きものを着ていると、足が痺れにくい!」
というお話。
不思議と、着物を着ていると、足が痺れにくいのです。
それは帯によって、体が重力に対抗して保たれているから。
重力と逆の向きに、つまり頭のテッペンから上に引っ張られるように
体がしっかりと保たれる。
ですので正座していてもドスッと足に体重がもたれかからない。
畳のお部屋でも、正座したり立ったりの動作もスムーズにやりやすい♪
体を支えてくれる衣です。
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