シリーズつづきます。

 

なぜいま、木綿の着物なのか?

なぜいま、木綿きものなのか?(2)◇

なぜいま、木綿の着物なのか?(3)

なぜいま、木綿の着物なのか?(4)

 

 

 

 

 

 

 

そうして、イベントを主催し

 

いま、必要なものを肌で感じはじめていた頃

 

陶芸家で帯留作家である「五福香菜子」さんが

(◇ http://togei.5fuku.jp/ ◇)

 

「東京キモノサローネ」に出店されるとのことで

 

お声がけをいただき、お手伝いに上京いたしました♪

 

 

 

 

東京キモノサローネは

 

着物業界の趣味のきものの世界では一番大きな販売イベント。

 

 

そこで、わたしは着物の可能性を、新たにかんじました。

 

 

 

 

 

オシャレ最先端!というような20になりたてのカップルが

 

着物をこだわり尽くして身に纏う姿。

 

 

30代男性2人が、木綿のものばかりで頭から爪先までキメこんだ着物のコーディネート。

 

 

地方から夜行バスでサローネまで来て、今晩また帰るの!と言いながら

 

キラキラとお買い物をする30代の女性。

 

 

とてもお洒落なおばあさまに、外国の方。

 

 

 

みんなみんな、それは楽しそうに、キラキラとエネルギーを発して

 

着物を物色し、財布を開く。

 

手にお気に入りのアイテムを携えて、意気揚々と帰ってゆく。

 

 

 

良くも悪くも、道具として浸透してしまった、絹の着物の世界とはまた違った

 

着物を楽しむ層が、そこにはあったのです。

 

 

そしてそれは

 

絹と戦うものではない。

 

どちらも、それぞれの良さがあって共存できる。

 

そういう魅力と役割が、たしかにある。

 

そう確信したのでした。